富士宮市の課題

富士宮市 観光課

観光業

「通過型観光」からの脱却へ。富士宮市の「滞在価値」を共創

01

対象

  • 富士宮市を訪れる、あるいは訪れる可能性のある観光客
  • 素晴らしい体験を提供しているにも関わらず、発信力や周遊を促す仕組みが弱いために機会を損失している宿泊施設、飲食店、アクティビティ事業者
02

課題

富士宮市は、世界遺産富士山を核とした強力な観光資源を有し、年間550万人以上が訪れます。しかし、その大部分が「通過型観光」に留まっているのが深刻な課題です。

  • 極端な日帰り依存:市内観光客に占める日帰り客の割合が大きく、宿泊客が極端に少ない状況であり、地域経済への貢献が限定的です
  • 分断された観光動線:豊かな自然体験ができる「朝霧高原エリア」と、歴史文化の中心である「まちなかエリア」の主要な観光地が分断されており、来訪者の多くが自家用車に依存しており、エリア間を周遊させる公共交通や仕組みが不足しています
  • 情報発信の弱さ:点在する魅力的なコンテンツが観光客に十分に伝わっておらず、特にSNS等を活用した効果的なプロモーションや、個人旅行者が必要な情報を得る手段が不足しています
03

現状

  • 富士宮市は「第4次富士宮市観光基本計画」を策定し、「滞在型観光地」への転換を最重要目標として掲げています。
  • キャンプやラフティングといったアウトドア体験は人気を博しているものの、その魅力がまちなかへの誘客や宿泊に結びついていません。
04

実現したい未来(アウトカム)

「通過点」から「目的地」へ。富士宮市の多様な魅力をデジタルとリアルの両面でつなぎ、訪れる人々が数日間滞在して楽しみたくなるような、シームレスで満足度の高い富士宮観光をつくります。これにより、滞在時間の延長と観光消費額の向上を実現し、持続可能な観光地を目指します。

05

スタートアップ等との協業イメージ

  • 高付加価値な体験コンテンツ開発:朝霧高原の自然を活かした体験型コンテンツの企画・事業化や、地域の豊かな食材と美しい景観を組み合わせた、ガストロノミーツーリズムの推進。
  • 滞在・周遊を促進するプラットフォームとモビリティ:市内に点在する観光スポット、飲食店、宿泊、アクティビティの情報を網羅し、プランニングから予約・決済までをワンストップで提供するアプリ等や、観光MaaSの文脈での主要な観光エリア(朝霧高原⇔まちなか等)を結ぶオンデマンド交通やシェアサイクル等の二次交通サービス等
  • データに基づく情報発信:ターゲット層(富裕層、新規の訪日外国人等)に響く、動画やSNSを活用したデジタルマーケティング戦略の立案等。
  • 新たな関係人口の創出:交流・滞在を促進し、富士宮ファンを増やすためのプログラム開発
06

担当部署(富士宮市 観光課)より

富士宮市は、世界遺産富士山の麓にありながら、その大きなポテンシャルを十分に活かしきれていません。多くの方が訪れてくれるのに、その大半が短時間で市外へ出て行ってしまう。この「もったいない」状況を打破するため、皆様の新しい技術、自由な発想、そして事業への情熱で富士宮市の「滞在価値」を高めるご提案をお待ちしています。

ENTRY

エントリー

近日募集開始 〜 8月22日(金)締切

課題解決に必要な技術やサービスを持つ県内外のスタートアップ(※1)であり、県内市町との協業に取り組む意欲のある企業

※1 本プログラム事業における「スタートアップ」とは、新たなビジネスモデルを築き、社会に変革・イノベーションを起こして、短期間で急成長を目指す企業とします(静岡県スタートアップ支援戦略より抜粋)。

①応募フォームの記載
スタートアップ等のご応募は、応募フォームにて受け付けます。詳細については、特設ホームページから公募要領をダウンロードしてご確認ください。

②補足資料の提出(任意)
応募に際し、図や表を使った資料による補足資料を添付する場合には、応募期限内に以下のメールアドレスまでご提出ください。
提出先メールアドレス:[email protected]

  • 書類審査通知9月5日(金)頃予定
  • 面談審査9月中旬頃予定
  • 面談審査通知9月下旬頃予定
  • ピッチ本番10月20日(月)
応募フォーム
東部・伊豆地域
募集要項ダウンロード
東部・伊豆地域
チラシダウンロード
県庁版 静岡県庁課題 東部・伊豆版 東部・伊豆地域課題 中部地域版 中部地域課題