御殿場市の課題

御殿場市 企画課

観光業

年間1,500万人の交流人口を「地域のファン」に

01

対象

  • 特定の施設利用者が顧客の中心であり、経済的な波及効果が限定的である市内宿泊施設、飲食店、体験施設など
  • 御殿場プレミアム・アウトレットやゴルフなどを目的として訪れるものの、富士山や豊かな自然環境等の多様な魅力や、地域と深く関わる機会を知らないまま帰ってしまっている来訪者
02

課題

御殿場市には、御殿場プレミアム・アウトレットなどを中心に、年間1,500万人もの方々が訪れます。しかし、その多くが日帰りの滞在であり、この膨大な交流人口を、地域との継続的な関わりを持つ「関係人口」や将来の「移住者」へと繋げる、「仕組み」が不足しています。

市の観光戦略が目指す「ひとがめぐり、ひとがつながる 御殿場」を実現するために、来訪者が「一消費者」から 「地域のファン」へと変わるための、「きっかけ」と「場」づくりが必要です。

03

現状

  • 移住相談ワンストップ窓口の設置・運営:移住希望者からの相談に対応するため、市役所内に専門の窓口を設置し、問い合わせに対応しています。
  • 多様な媒体での情報発信:市の公式ウェブサイトやYouTube、LINE、InstagramなどのSNSを活用し、市の魅力を発信しています。
  • 体験型観光コンテンツの強化:「御殿場温泉・サウナ天国めぐりキャンペーン」や「富士山木のおもちゃ美術館」など、アウトレット以外の新しい魅力づくりにも取り組んでいます。
04

実現したい未来(アウトカム)

来訪者が「消費者」から「地域のファン」へと自然にステップアップできる仕組みを構築し、愛着をもって御殿場市と関わり続ける関係人口が増加する状態を目指します。

特に、都市部に住む若者・女性をターゲットに、彼らが週末や休暇に気軽に訪れ、地域の魅力を体験し、交流できる「第二のふるさと」のような存在になることを目指します。

05

スタートアップ等との協業イメージ

この未来を実現するため、既成概念にとらわれず、魅力的な事業提案を広く募集します。私たちは、特にスタートアップならではの技術やアイデアで、以下のようなテーマの課題解決に挑戦してくださるパートナーに関心があります。

  • 新しい交流拠点・コミュニティの創出:オンラインとオフラインを融合させ、多様な人々が繋がり、活動の「場」となるような新しい仕組みのご提案。
  • 関係人口と地域課題のマッチング:都市部の人材と地域のニーズを結びつけ、副業やワーケーションなどを通じて地域に貢献する新しい関わり方を創出するご提案。
  • 継続的な関係を築くためのエンゲージメント・プログラム:一度きりの訪問で終わらせず、ふるさと納税やサブスクリプションモデルなどを活用し、継続的に地域と関わりたくなるような体験やサービスのご提案。
06

担当部署(御殿場市役所 企画課)より

私たちの強みは、首都圏からの好アクセスや富士山の恵みである様々な地域資源、年間1,500万人という新規事業を試す上でこの上ない規模の交流人口です。この大きなポテンシャルを持つ御殿場市を、皆様のサービスやプラットフォームを社会実装するためのフィールドと捉え、「ひとがつながる御殿場」という未来を共に実現してくれるパートナーからのご連絡をお待ちしています。

ENTRY

エントリー

近日募集開始 〜 8月22日(金)締切

課題解決に必要な技術やサービスを持つ県内外のスタートアップ(※1)であり、県内市町との協業に取り組む意欲のある企業

※1 本プログラム事業における「スタートアップ」とは、新たなビジネスモデルを築き、社会に変革・イノベーションを起こして、短期間で急成長を目指す企業とします(静岡県スタートアップ支援戦略より抜粋)。

①応募フォームの記載
スタートアップ等のご応募は、応募フォームにて受け付けます。詳細については、特設ホームページから公募要領をダウンロードしてご確認ください。

②補足資料の提出(任意)
応募に際し、図や表を使った資料による補足資料を添付する場合には、応募期限内に以下のメールアドレスまでご提出ください。
提出先メールアドレス:[email protected]

  • 書類審査通知9月5日(金)頃予定
  • 面談審査9月中旬頃予定
  • 面談審査通知9月下旬頃予定
  • ピッチ本番10月20日(月)
応募フォーム
東部・伊豆地域
募集要項ダウンロード
東部・伊豆地域
チラシダウンロード
県庁版 静岡県庁課題 東部・伊豆版 東部・伊豆地域課題 中部地域版 中部地域課題