牧之原市の課題

牧之原市 お茶特産課

農林水産業

「作れば売れる」から「選ばれる農業」へ。牧之原市の農産物の価値を最大化

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対象

お茶はもちろんのこと、その他多くの特産品を生産しており、効果的な販路開拓やPR手法を見出せずにいる生産者の方々

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課題

牧之原市では、多くの生産者が中小規模であり、高品質の農作物を生産してるにも関わらず、必ずしも生産者の所得向上に結びついていません。

販路の課題

こだわって作った商品も、高ロットの出荷ができないため大型企業との取引が難しく、競合と差別化しながら、継続的な取引に繋がる販路を獲得していくことが課題です。

価値の継続提供

リピーターの増加やオンライン販売等の継続的な消費につなげていくことが課題です。

農業の魅力の発信

所得を安定させ、農業という仕事の魅力やビジネスとしての可能性を次世代の担い手伝えていくことが課題です。

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現状

  • 中小規模の経営体がほとんどであり、生産品はJA出荷がベースとなっています。
  • 企業とのマッチングに際しては、高ロットでの出荷に限界があり、商品開発や販売に対しては足踏みしている状況。
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実現したい未来(アウトカム)

生産者の挑戦が付加価値として正しく評価され、所得向上に直結する持続可能な農業モデルを構築します。これにより、牧之原市の農業が「儲かる産業」として再認識され、既存農家の経営が安定するとともに、新たな担い手が集まる、活力ある産地を次世代へと繋ぎます。

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スタートアップ等との協業イメージ

生産者の「作る」努力に「儲かる」力を身に着ける、新たな仕組みや販路を共に創り上げるアイデアを期待します。

【付加価値を販売力に変える新たな販路・マーケティング】

6次産業化や販路拡大に取り組む生産者と、商品の背景(生産方法や品質等)を重視する国内外の小売店・飲食店・ホテル等を効果的に結びつける仕組みや、魅力的なブランドストーリーの発信からECでの販売等を支援するツール・プログラムの提供やツールを使いこなすための生産者に対する教育支援。

【農業の魅力を伝え、未来の担い手を育てる仕組み】

6次産業化や有機栽培等の取組が、どれだけ所得向上に繋がるかを可視化できるツールや、地域の生産者と、食、健康、美容、環境など多様な分野での可能性を見出すスタートアップと協業する仕組みの構築。

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担当部署(牧之原市 お茶特産課)より

牧之原市の生産者は、高品質な農産物を熱意を持って生産しています。その情熱や努力が報われるよう、BtoBの販路開拓、D2Cのマーケティング、体験の収益化など、皆様の専門性で、私たちの「つくる力」を維持しながら「儲かる力」を身に着けていくきっかけとし、共に「儲かる農業」の成功モデルを創りたいと考えています。ご応募お待ちしております。

エントリー

中部地域:2025年9月5日(金)締切

課題解決に必要な技術やサービスを持つ県内外のスタートアップ(※1)であり、県内市町との協業に取り組む意欲のある企業

※1 本プログラム事業における「スタートアップ」とは、新たなビジネスモデルを築き、社会に変革・イノベーションを起こして、短期間で急成長を目指す企業とします(静岡県スタートアップ支援戦略より抜粋)。

課題応募に関するお問い合わせは、以下の事務局までお問い合わせください。

有限責任監査法人トーマツ事務局 [email protected]

中部地域:2025年11月10日(月)

  • 応募テーマは、各市町から提示される課題詳細をホームページからご覧いただき、ご応募ください。
  • 応募要項詳細は、公募要領をご覧ください。
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