島田市の課題

島田市 観光課

観光業

「また来たくなる」をつくる、島田の観光リ・デザイン

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対象

  • 地域を深く味わいたい観光客(お茶・歴史・自然)
  • 稼ぐ観光にシフトしたい市内観光事業者
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課題

本市の観光コンテンツは、「お茶」「自然」「歴史」「鉄道」など豊富なコンテンツを有しているが、長期滞在につながるコンテンツが少なく宿泊を伴う旅行に結びついていません。

特産品開発の課題

本市は、島田の逸品を認定し特産品の販売を推進し、事業者が稼ぐための支援として、露出の機会や販路拡大の機会を創出しています。しかし、観光コンテンツに合わせた特産品の開発に至っていません。

インバウンド客の課題

富士山静岡空港のインバウンド客は増加傾向であるが、市内の周遊や滞在に繋がっていません。

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現状

  • 本市には、「ふじのくに茶の都ミュージアム」や「KADODE OOIGAWA」等の"お茶"をテーマにした観光施設、江戸時代の大井川の川越しを今に伝える「川越遺跡」や「蓬莱橋」等の歴史資産、認知度の高い大井川鐵道のトーマス、それを軸にした奥大井に続く大井川流域の自然等、個々には魅力的な地域資源が点在しています。
  • それら地域資源を知ってもらうための体験型観光商品開発や観光資源のプロモーションを実施し認知度向上に努めています。
  • 来訪客の多くは自家用車を活用し移動しています。来訪客の多くは日帰り観光のため、消費のタッチポイントが少ないという課題があります。
  • また、富士山静岡空港から来訪するインバウンド客が増加傾向にあり、特にアジア圏内からの観光客が増えているが首都圏等の大都市へ移動してしまい、通過されています。
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実現したい未来(アウトカム)

  • 来訪された観光客が、域内の地域資源を見る・知る・体験するなどを通じて、何度も訪れてくれる「島田市のファン」づくりの実現を目指します。
  • 市内観光事業者と一体となり、地域資源を活かした独自の観光コンテンツを造成し、"稼ぐ観光"による「観光都市」を目指します。
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スタートアップ等との協業イメージ

「観光地としての認知度向上」、「地域資源を活かした観光コンテンツの造成」「インバウンドなどの回遊性の把握」という課題に対し、以下の領域を既存の枠組みにとらわれないソリューションの共創を期待します。

【没入型体験コンテンツ・土産物開発】

地域資源を活用した滞在時間の延伸を目的とした没入型体験コンテンツの開発、土産物の開発

【効果的な認知施策】

SNSやインフルエンサーを活用した国外へ向けた当地域の観光資源との親和性の高い層への効果的な認知施策の展開

【多言語化アプリ開発】

地域事業者が簡単に利用できるインバウンド対応用の多言語化アプリの開発(簡単なアンケート機能を付すことでインバウンドの目的やニーズ、周遊経路などを把握したい)

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担当部署(島田市 観光課)より

島田市は、お茶・SL(トーマス)・歴史・自然など多様な地域資源を活かし、「また来たくなる体験」や「地域とつながる関係性」を育む観光まちづくりを進めています。体験設計や土産開発、モビリティ、プロモーション、デジタルの力を掛け合わせ、地域とともに新たな価値を共創できるスタートアップの皆さんと出会いたいと考えています。あなたの挑戦を、私たちは心から歓迎します。

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エントリー

中部地域:2025年9月5日(金)締切

課題解決に必要な技術やサービスを持つ県内外のスタートアップ(※1)であり、県内市町との協業に取り組む意欲のある企業

※1 本プログラム事業における「スタートアップ」とは、新たなビジネスモデルを築き、社会に変革・イノベーションを起こして、短期間で急成長を目指す企業とします(静岡県スタートアップ支援戦略より抜粋)。

課題応募に関するお問い合わせは、以下の事務局までお問い合わせください。

有限責任監査法人トーマツ事務局 [email protected]

中部地域:2025年11月10日(月)

  • 応募テーマは、各市町から提示される課題詳細をホームページからご覧いただき、ご応募ください。
  • 応募要項詳細は、公募要領をご覧ください。
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