焼津市の課題

焼津市 政策企画課

移住

焼津市の二地域居住への挑戦

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対象

  • 都市部に住みつつ地域と関わりたい層(若年層・家族・多拠点希望者)
  • 地域でのなりわいや人とのつながりを求める人たち
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課題

当市は少子高齢化の進行や若者の首都圏流出が顕著であり、市の持続発展のために、都市部の方がより継続的に焼津市との関係性を持つため、国が進める「二地域居住」をモデルに、「すまい」、「なりわい」、「コミュニティ」の各方面で連動した取組を考えていく必要があります。

「すまい」の課題

首都圏から焼津市までの交通費の負担軽減や、長期滞在に適した安価な宿泊施設が不足しており、宿泊のための滞在費が負担となる声があります。

「なりわい」の課題

二地域居住者が安定した収入を得られるように複業マッチング事業を行っているが案件ありきの一過性の事業にとどまっています。

「コミュニティ」の課題

二地域居住者と地域住民が交流できる場所を整えることで、二地域居住者と地域の関わりを深め、一時的な来訪から二地域居住へ繋げる形を構築する必要があります。

03

現状

  • 焼津市は、大都市圏からのアクセスが良く、主要産業である水産業を代表する「食」、天然資源である「焼津温泉」、駿河湾越しに望む富士山等、豊富な地域資源を有します。
  • これまで地域企業の困りごと(人材不足等)を都市部の外部人材を活用して解決する「複業人材マッチング」を行い、地域と都市部が交流する関係人口化に向けた取組みを行ってきました。
  • また、グリーンスローモビリティを活用して、地域との交流を促進する事業や、漁具倉庫をコワーキング・コミュニティ・飲食・宿泊機能を有した拠点、「焼津PORTERS」としてリノベーションする事業等、新たなイノベーションに取り組んできました。
  • これらの取組の結果、地域内外との交流する土台が形成され、二地域居住者を受け入れる環境整備がされつつあります。
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実現したい未来(アウトカム)

  • 二地域居住者にとって焼津市への愛着の醸成と経済的な繋がりが創出されている状態。
  • 行政の介入がなくとも自然と二地域居住者が流入し、地方への人の流れが生まれている状態。
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スタートアップ等との協業イメージ

「住まい」、「なりわい」、「コミュニティ」分野でのトータルコーディネートによる二地域居住の環境整備により、地方への人の流れを創出できるスタートアップとの協業を目指します。

【住まい】

二地域居住者向けの交通費・宿泊費の負担軽減の在り方検討(サブスク型滞在パスの提案)、空き家のマッチングイベント開催や空き家の利活用企画の提案など。

【なりわい】

事業継承支援を念頭とした「チャレンジしたい人を支援する」二地域居住者(ビジネス層)と市内事業所のマッチングイベント等の機会の創出。

【コミュニティ】

二地域居住者と地域コミュニティの交流を促すプラットフォーム構築、地域コミュニティとの仕組みづくり。

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担当部署(焼津市 政策企画課)より

焼津市は、豊富な地域資源や二地域居住のための土台が整備されており、これからの時代に合った"二地域居住"のあり方を模索しています。「住まい」、「なりわい」、「コミュニティ」の観点から仕組みを整え、都市と地域の新しい関係を築いていきたいと考えています。共にこの未来を形にするスタートアップの力を、私たちは心から歓迎します。

エントリー

中部地域:2025年9月5日(金)締切

課題解決に必要な技術やサービスを持つ県内外のスタートアップ(※1)であり、県内市町との協業に取り組む意欲のある企業

※1 本プログラム事業における「スタートアップ」とは、新たなビジネスモデルを築き、社会に変革・イノベーションを起こして、短期間で急成長を目指す企業とします(静岡県スタートアップ支援戦略より抜粋)。

課題応募に関するお問い合わせは、以下の事務局までお問い合わせください。

有限責任監査法人トーマツ事務局 [email protected]

中部地域:2025年11月10日(月)

  • 応募テーマは、各市町から提示される課題詳細をホームページからご覧いただき、ご応募ください。
  • 応募要項詳細は、公募要領をご覧ください。
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